「久住小春」の2005年

久住がモーニング娘。に加入して8ヶ月が経過した。これまでモーニング娘。を8年見てきているけど、正直これほど見ていてワクワクし続けた新メンバーは初めて。理由はいろいろあるだろうけど、1番大きいのは、加入当初からやらされている感がなくてモーニング娘。の活動をいかにも楽しんでいるからだろうな。それが余力の為せる業かどうかは今判断しなくても直に明らかになるだろう。

またゼロからスタートして一気に足を引っ張らないレベルに到達したそのダイナミックさにも清々しさを感じたが、ただこのあたりの成長度合いというのもそれぞれが判断すべきものなので、文章で表現するのは野暮か。たとえば紅白で、驚かれるのか、この程度かと思われるか、気にもされないか、いずれにしろそれが2005年の結果の目安の一つ。

来年以降の活動での関心事は、引き続きどのように魅力を発揮してゆくかという点。モーニング娘。のメディア力が劇的に低下し、視聴者との接点がかなり限られている中どのようにアピールしてゆくのか。6期までと同じ方法論は難しい。久住自身が先陣を切って切り開いてゆかないとならない領域が広がっている。

個人的に気になる具体的なポイントは、
(1) 無神経さ(?)
あまり周りに気が回らないのは性格なのかそれとも年齢的なものか。前者の場合、この世界ではある程度無神経さを持ち合わせていた方がアクションが制約されないのでよいが、それもあくまで相応の魅力を持ち合わせていて初めて許されるもの。結局は久住が相応の魅力を持ち合わせているかどうか、そしてそれを発揮できるかどうかにかかってくる。
(2) 同年代との絡み
先輩メンバーが久住について未だに謎が多いと言っているけど、やはり一人だけ年代が離れすぎているのは魅力を発揮する上で致命的。ただここでハロー!プロジェクト全体をみると、これまでの田中や藤本あたりでも難しかった、キッズとの絡みで期待ができる唯一のモーニング娘。メンバーでもあるわけで、そのような機会が来たときにどのような魅力を発揮するか。それともそのような相手はキッズではなく8期メンバーとなるのか。

まぁ所詮はショウビズ素人の見方でしかない。
久住の2006年の活躍を期待しつつ・・・。